島根県育英会 大阪学生会館

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2019.08.24
納涼祭
2019.08.07
鹿島建物定期点検

夏真っ盛り

「今日も暑いね~」があいさつ代わりの8月上旬です。

 アメリカ芙蓉のつぼみがほころんでいます。
 バラにも似た美しい深い赤色です。
 北米原産の花らしいですが、日本の夏は暑すぎやしないか?とつい心配をしてしまうのでした。

 先日の話。
 夕暮れ時に何気なく空を見上げると、こんな空が目に飛び込んできました。

 幾重にも重なった羽根のような、ふわふわとした雲。
 沈みかけの太陽の光が、その雲をほのかに虹色に染めています。

 思わず立ち止まり、ぼーっと眺めてしまいました。
 こんなきれいな空に気づかずに、下を向いて歩いていた自分に驚きました。

 その時撮った空の写真を見ながら、たわいもない疑問が心に浮かびました。
 心に残る、きれいなものを写真に撮っても、その時の感動がそこに写りきらないのはなぜでしょうか。わたしはこの空の写真を見返しては、「わたしが見たのは、もっと、目が冴えるようなきれいな色だったはずなのに」と思うのです。
 目で見たり、耳で聞いたり、匂いをかいだり、触れたり、味わったり…自分の五感で感じる感覚は、機械や他の人にはコピーできない、自分だけのオリジナルな経験なのでしょう。人は日々、感じることでオリジナルな経験を生み出しているともいえます。感じることってとても創造的なことだ!と嬉しい気持ちになった出来事でした。

令和を生きる君たちへ

今から30年前、1990年代に入りバブル経済が崩壊すると、不良債権処理や金融政策の誤りから、日本は「失われた30年」に陥りました。国連統計によれば、1995年に17,5%であった日本の世界GDPの占有率は、2016年には6,5%と3分の1にまで下落し、外国人の持ち株比率が6%から30%超に激増しました。日本の資産が外資に持って行かれたのです。一方、同じ時期に中国のGDP比は10倍超に伸びて、世界第二の経済大国になりました。日本人の生活が良くなっていかない理由がよく分かります。社会をよく見て、自分の頭で考え、判断し、行動することの必要性がよく分かると思います。
 コンピューター関係の仕事に従事している友人から聞いたのですが、シリコンバレーの企業家たちは、自分の子供たちのための学校を作り、そこでは児童・生徒にデジタル機器には一切触れさせないで、昔ながらの紙と鉛筆の教育を行っている。そしてその学校に多くのIT関係者が子弟を託している、と。子弟をそのような学校を作ってまで通わせる彼らには、陶冶性豊かな成長段階で、どのような教育が人間形成に役立つのかという見識があるのだと思います。このような判断と行動が君たちに求められています。