島根県育英会 大阪学生会館

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News

2019.06.16
千里丘防災DAY
2019.06.12
全国学生寮協議会
2019.06.02
山二地区公民館防災講座

初夏

梅雨にこれから入ろうかというところ、蒸し暑い日が続きます。

学生会館では、色とりどりの花が真っ盛りです。

このあいだの除草作業の成果か、花ぶりも良いようです。

バラを一輪いただいて部屋にかざろうかな。

梅雨の前に

新緑の綺麗な季節になりました。5月25日に安達宏昭さんにお話に来ていただきました。3年生までの男子が全員参加するという会館にとっては驚きの会でした。授業料免除を獲得し、独力で生活費を用意し、就職転職、博士課程進学、2年で博士号、起業、その後10名のノーベル賞受賞者に信頼され計8社の経営に至る人との繋がりの大切さ、逞しく、愚直な生き方の大切さなどお聞かせいただきました。改めて来館いただき、別のお話をいただくことになっています。
 閑話休題。紬織の植物染色技術で人間国宝に指定されている志村ふくみさんの著書「いのちを纏う」に「色の中で最も出しにくい色は緑色である」という記述があります。緑色を求めて、様々な植物を試したのですが、なかなか鮮やかな緑色は出てきませんでした。藍色を染める藍甕から取り出した糸は、最初は鮮やかなエメラルドグリーンをしていますが、すぐに酸化が始まり青くなってしまします。緑色はほんの一瞬しか持たないのです。しかしある時に、くちなしの黄色と藍甕で染めた藍色を合わせたところ、初めて満足のいく緑色ができたのです。志村さんはこのことを「深い闇と輝く光の合体が緑色なんです」と表現しています。自然の中にこんなにあふれている緑色が、いざ人工的に作るとなると最も難しい色だということは意外な感じがします。
 この米寿の人間国宝の志村ふくみさんがドイツの詩人リルケの作品を読み解いた随筆「晩禱 リルケを読む」を出版されました。リルケの3作品を通して「神とは何か」「芸術とは何か」などの根源的な問題に迫っておられます。学びに終わりはなく、人の成長は気持ち次第だと教えられました。